千年以上、愛され続けた
京都伏見の名水

清らかさ、ほのかな甘み、まろやかな口あたり。
京都伏見の地下水は、茶道・酒造り・料理に、歴史を超えて愛されてきた特別な名水を日常へ。

美愛水の
特徴

大地が育む生命の泉、
京都伏見の地下水

京都伏見の地下深くに眠る自然水。
岩盤層をゆっくり浸透し
長い年月をかけてろ過されたその一滴には
天然ミネラルがバランス良く溶け込み
自然本来のピュアな味わいが凝縮されています。

硬度30mg/Lのまろやかな軟水でありながら
弱アルカリ性(pH7.26)で体にも優しく
毎日の健康を支えます。

採水地は歴史ある名水の地・醍醐。
人工的処理を一切加えずボトリングされたこの水には、
千年の文化と大地の恵みが宿る水です。

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採水地

「醍醐」という響きには、
清らかな水と千年の祈りが宿っています。
その地下深くに広がる伏見の地下水脈こそが
古都・京都を育んできた命の泉です。

「醍醐」の地名に秘められた
STORY

「醍醐」という名前には
深い意味と歴史が刻まれています。
「醍醐」は仏教で最高の教えを表す言葉であり
「真実」と「悟り」を象徴します。

この地がそう呼ばれるようになったのは
平安時代にさかのぼります
醍醐天皇が病気平癒のためにこの地の湧き水を飲んだところ
回復したという伝承が残り
「御香水」として崇敬されました。

以来、この地は清らかな水と神秘的な力を持つ聖地として知られるようになりました。
伏見の地下水と共に語り継がれる醍醐の名前には、
自然と人間が調和する美しさが宿っています。

京都を育む水源
伏見の地下水脈

京都の中心部に位置する伏見は
古くから「水の都」と称されてきました。
南北約33km、東西約12kmの盆地地形が雨水や河川の水を集め
地下深くに広がる「砂礫層」がそれをろ過し蓄えます。

天然ダムと呼ばれる天王山・男山の地質構造が
豊富な地下水を生み出す秘密です。

その水量は琵琶湖に匹敵する約211億トン!

この地下水は硬度が低く
まろやかな軟水。京料理や日本酒など
京都の文化を支える基盤となっています。

大地の恵みが織りなすこの水源こそ
千年の都を育んできた原動力です。

千年の歴史を辿る

千年もの間、京都はこの地に湧き出る清らかな水とともに息づいてきました。
平安京の選定から現代まで、伏見の地下水は文化・産業を支え、人々の暮らしを潤してきました。

飛鳥・奈良時代
刀鍛冶と水の出会い

古代、伏見の清らかな地下水は
膨大な水を必要とする 刀鍛冶たちにとって
安定した水量や、温度、 水の純度が鋼の強度を高め、
名刀を生み出す鍵となったのです。

平安時代
染色技術と伏見の水

平安貴族の絢爛たる衣装には、
まさに、伏見の水の賜物。
染色には大量の水が必要です。
染料を鮮やかに定着させるその力は、
千年以上前から職人たちを魅了してきました。

平安時代
「霊水」としての始まり

平安時代から「水の都」として栄えた京都。
美愛水の源泉は「霊水」と称され、
神事や醍醐天皇の治癒に使われたと伝えられます。
その清らかさが、
後の茶道文化の礎となりました。

平安時代
京料理の基盤となる水

豆腐、湯葉、和菓子…京都の繊細な味わいは、
すべて伏見の水から生まれます。
そのまろやかな口当たりが、
食材の真の美味しさを引き立てます。

安土桃山時代
茶聖と太閤に愛された水

千利休は、茶道において軟水を重視しました。
柔らかな口当たりを持ち、
伏見の水は抽出力が高く、利休の求める条件に合致し
「金名水」と呼ばれ、
茶道の世界で高い評価を受けました。

江戸時代
酒造りの繁栄

伏見の酒造りが盛んになった江戸時代。
伏見の水の質の高さが、
芳醇な日本酒を生み出す重要な要素となり、
伏見を日本有数の酒どころへと押し上げました。

現代へ
受け継がれる伝統

1000年以上の時を経て、
今も変わらぬ清らかさで私たちの元へ。
料亭文化を支え、
健康を願い、時代を超えて愛される名水です。